パーマネントウェーブをかけるときの一過程、またはその技法。
ブロッキングされた、頭部の各部分の毛髪を正しくカーリングロッドに巻き付ける、いわゆるロッド巻きといわれている技法のこと。
ボリュームの出し方やウェーブの方向性を考慮しながらロッドの形状や大きさを変えて行う。
ステムの角度は、根元の立ち上がりやロッドの納まる位置に大きな関係がある。
・120度にとった場合は、ロッドがベース内に納まり、根元の立ち上がりが大きく出る。
・90度の場合は、方向性とボリュームが得られる。
・60度にとった場合は、ボリュームは消され、方向性のみ得られる。
巻くときには十分に緊張力を与え、かつ左右内外むらのないように均一にすることが大切である。

ワンレングスは（1つの長さ）という意味であり、すべての毛髪を同一線上にそろえるカット方法のことを言う。
レディスヘアのボブカットの基本となる技法である。
このカットの方法は毛髪の性質（湿されると伸びて長くなり、乾燥すると元に戻る）を応用したものでボリュームが毛髪に出るため、デザインに応じてメンズヘアの上方やカットの土台を作るのに用いられる。
なお、1980年台に流行した「ワンレン」はストレートロングヘアを横分けにしたワンレングスカットであった。