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第1剤

美容で第1剤というときは、ふつうパーマネントウェーブ溶剤の1剤のことをいう。
パーマネントウェーブ溶剤の1剤は、毛髪を構成するケラチンの架橋構造のうちで最も堅固(けんご)なシスチン結合を還元により切断させるはたらきをする。
パーマネントウェーブ用剤製造販売承認基準に、有効成分の還元剤として「チオグリコール酸」またはその塩基、あるいはシステイン、システインの塩基またはアセチルシステインのどちらかを用いることが示されている。
還元剤の他にも通所アルカリ剤が配合しあって、比較的強いアルカリ性になっているものが多い。
理由として、ケラチンの架橋構造の1つである塩結合を切断して毛髪を膨張、軟化させ、毛髪に還元剤が浸透しやすくするとともに、1剤のpHが大きいほど還元剤が強く作用するからである。
アルカリ剤として「アンモニア水」「エタノールアミン」「アンモニウム塩」などが用いられる。

鯛櫛(たいぐし)

カッティングの際に用いられる直角櫛の一つで、粗い歯と細かい歯ならびの先端が全体としてカーブを描いている。

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