なぜ超簡単カットなら誰でも切れるようになるのか?
「超簡単カット」は、国家試験で合格作品を完成させるために、工程をできる限りシンプルにしたカット手順です。
一般的なサロンワークでは、セクションを細かく分け、角度や引き出す方向を何度も変えながらカットを進めます。もちろん、その方がデザインの自由度や正確性は高くなります。
しかし、初めてカットをする方や、通信課程・非従事者の方、限られた期間で国家試験に合格しなければならない方にとっては、工程が増えるほど覚えることも増え、混乱しやすくなってしまいます。
カットが難しく感じる理由
カットが難しい理由の一つは、頭の丸みを考えながらカットしなければならないことです。
普段、私たちは平面で物事を考えることがほとんどです。そのため、いきなり立体である頭の形をイメージしながら、角度や方向を変えてカットするのは簡単ではありません。
超簡単カットでは、この複雑な考え方をできるだけ減らし、
- ガイド
- スタンス
- 角度
この3つに考え方を集約しています。
さらに工程を少なくすることで、頭の丸みを細かく意識しなくても、自然とレイヤーがつながりやすく、国家試験で求められる作品を作りやすくしています。

ブロッキングも「工程を減らす」考え方
超簡単カットの特徴の一つが、最初にすべてをブロッキングしないことです。
必要な部分を、その都度ブロッキングしながらカットを進めていくため、
「切る場所を仕分けしながら進める」
という感覚になります。
工程を減らすことで迷う場面が少なくなり、次に何をすればよいのかが分かりやすくなるため、未経験者の方でも作業を進めやすくなります。
実は「道具選び」も合格率に影響します
超簡単カットでは、技術だけでなく道具選びもとても重要です。
例えば、クリップが小さかったり、バネが弱かったりすると、ブロッキングした毛髪が落ちてしまい、何度もやり直すことになります。
ブロッキングは、作業をしやすくするために行うものです。
その役割を果たせない道具を使ってしまうと、作業効率が悪くなり、結果としてタイムオーバーやミスにもつながります。
また、コームも一種類で済ませるのではなく、目的に合わせて使い分けることが大切です。
※タップして頂くと推奨商品をご確認いただけます。
この2種類を用途に応じて使い分けることで、作業効率が上がり、未経験者やキャリアの浅い方でもカットを進めやすくなります。
「まだ使えるから」「もったいないから」と道具を使い続けた結果、扱いづらさが原因で作業が遅くなってしまうのであれば、その道具は本来の役目を果たしているとは言えません。
おすすめの道具
おすすめは、
- しっかり毛髪を固定できる、大きめでバネの強いクリップを多めに準備すること
- 用途に合わせて2種類のコームを使い分けること
です。
道具は、ただ持っていれば良いものではありません。
「何のために使うのか」「その道具を使うことでどんなメリットがあるのか」
その目的を理解して選ぶことが、作業効率を高め、安定した作品づくりにつながります。
このような方におすすめです
- 美容師としてサロン勤務の経験がない方
- 通信課程・非従事者の方
- カットが初めての方
- 不器用だと感じている方
- 制限時間(タイム)に入らない方
- 手順や角度で混乱してしまう方
国家試験で大切なのは、難しい技術を増やすことではありません。
工程を少なくし、覚えることを減らし、迷わず確実に切れる仕組みを作ること。
超簡単カットは、
- ガイド
- スタンス
- 角度
という重要なポイントに考え方を集約し、さらにブロッキングや道具選びまでシンプルに設計することで、未経験者や非従事者の方でも短期間で習得しやすいカット手順を目指しています。
「難しい技術を覚える」のではなく、「誰でも再現できる仕組みを身につける」。
それが、超簡単カットの最大の特徴です。



